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品のない品質

品質という言葉の意味を考えて見たいと思います.

「品質」と言うのはQualityの訳語だと思うのですが,この訳がまずそもそもいけなかったのではないかと思います.

「品質」という言葉を見ると,どうしても「品物の質」と理解してしまいますよね.
しかし英語を母国語としている人たちにはQualityの中に「品」と言う概念がない.品のない品質ですね.

だから80年代アメリカが思いっきりへこんでいるとき,日本のQCを勉強して真似をした.このとき彼らのすごいところは,Qialityに端から「品」の概念がないから,製造業だけでなくサービス業も地方政府すらQCを取り入れて行った.

「品質」と言う言葉にとらわれすぎているとこういう発想にならないかもしれませんね.

ISOの定義では,
品質とは本来備わっている特性の集まりが,要求事項を満たす程度.
となっています.

ここにはどこにも「品」という概念がありませんね.

ところで,上記のISOの定義の中の「特性」は日本規格協会の訳では,「そのものを識別するための性質」となっています.
「もの」が出てきちゃいました.

しかしISOの原文では,
characteristic:
distinguishing feature
となっておりどこにも「もの」とは書いていない.

サービスにだって品質(Quality)はありますよね.

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